月にのぼったうさぎ

寒空にお月様が煌々。
ふと思い立って、みちのくの昔ばなしをした。
昔、山にサルとウサギとキツネが暮らしておった。
その年は秋に長雨が降り、山にはほとんど実りがなくて、寒い風の強い日が続いておった。
そんなある日、道に迷ったじいさまが、山道をよろよろとやって来て、3匹を見ると、
「何日も何も食べていないのです。腹が減って死にそうです。せめて体を温めさせて下さい。」と座り込んでしまった。
3匹はじいさまを自分たちの家に案内すると、
「じいさまここで待っていて下さい。」と食べ物を探しに行った。
キツネは川を上り、氷を割って魚を取って来た。
次の日、山へ出かけたサルが一握りのクリの実をじいさまに差し出した。
3日たっても、ウサギが戻らないのでみんなが心配していると、4日目の夜に焚き木を背負って帰って来た。
ウサギは疲れ果て、ぐったりしていたが、キツネとサルに焚き木をしてくれるように頼んだ。
焚き木が真っ赤に燃え上がると、
「何も探せなかったのです。じいさま、私を食べて下さい。」と火の中に飛び込んでいった。
焼け死んだウサギを抱いたじいさまは、
「おまえはなんてやさしい心の持ち主なんだ。今日からお月さんでいつまでも暮らすがよい。」とお月さまへ連れて行った。
その夜、珍しく寝つきの悪そうな秀さんが布団の中で、
「ああ、ウサギ、、、」
大きなずうたいの50男の、こーゆーところがうふふ。
追記:
ちょっと気になったので、このお話をネットで調べてみたら、インドの仏教説話に同じ物があるみたい。
東北にあるものはネット上ではちょっとストーリが違っている。
私の出典は、みちのくに伝わるお話を集めた小さな絵本。

寒空にお月様が煌々。
ふと思い立って、みちのくの昔ばなしをした。
昔、山にサルとウサギとキツネが暮らしておった。
その年は秋に長雨が降り、山にはほとんど実りがなくて、寒い風の強い日が続いておった。
そんなある日、道に迷ったじいさまが、山道をよろよろとやって来て、3匹を見ると、
「何日も何も食べていないのです。腹が減って死にそうです。せめて体を温めさせて下さい。」と座り込んでしまった。
3匹はじいさまを自分たちの家に案内すると、
「じいさまここで待っていて下さい。」と食べ物を探しに行った。
キツネは川を上り、氷を割って魚を取って来た。
次の日、山へ出かけたサルが一握りのクリの実をじいさまに差し出した。
3日たっても、ウサギが戻らないのでみんなが心配していると、4日目の夜に焚き木を背負って帰って来た。
ウサギは疲れ果て、ぐったりしていたが、キツネとサルに焚き木をしてくれるように頼んだ。
焚き木が真っ赤に燃え上がると、
「何も探せなかったのです。じいさま、私を食べて下さい。」と火の中に飛び込んでいった。
焼け死んだウサギを抱いたじいさまは、
「おまえはなんてやさしい心の持ち主なんだ。今日からお月さんでいつまでも暮らすがよい。」とお月さまへ連れて行った。
その夜、珍しく寝つきの悪そうな秀さんが布団の中で、
「ああ、ウサギ、、、」
大きなずうたいの50男の、こーゆーところがうふふ。
追記:
ちょっと気になったので、このお話をネットで調べてみたら、インドの仏教説話に同じ物があるみたい。
東北にあるものはネット上ではちょっとストーリが違っている。
私の出典は、みちのくに伝わるお話を集めた小さな絵本。
2009/11/05
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